「各部局での出張手続きに関する質問書」への回答
2024 年2月29日に提出した「各部局での出張手続きに関する質問書」について、3月25日に回答がありました。
回答いただいた資料によれば、2023年1月から12月の間にあった旅行件数とその中で支払いまでに90日を超えた件数は、全学の合計で17,519件に対し114件となり、およそ0.65%が3ヶ月以上の遅延をしているということでした。事務担当者の総数は12月1日時点において94人で、旅費件数を事務担当者数で割ると一人の事務担当者が1年間に取り扱う旅費件数は186件という計算になります。一人の事務担当者に課される仕事量は、担当する仕事内容によりかなり偏りがあるとのことで、実際はこの数字の何倍もの件数を担当する方もおられるものと考えられます。また、データによると部署によって取り扱う旅行件数にかなり偏りがありました。一番多い部署は6701件にのぼり、少ないところでは0件の部署もありました。各部署は、取り扱う旅行件数に応じてそれなりの事務担当者が配置されていますが、旅行件数の多い部署と少ない部署の間でも事務担当者の負担にかなり差があるようでした。
データは、2023年の新型コロナ感染症が5類に移行する時期のもので、コロナ禍中に比べ出張の増えてきた時期にあたります。旅費システムが電子化されて間もない時期のものでもあり、利用者が電子化に慣れていないことによる影響も考えられ、遅延は事務担当者の配置数だけの問題ではない可能性もあります。
データの詳細の掲載はここでは見送りますが、組合員でご希望される方には回答文書をお送りいたしますので、ご連絡ください。またこの件について、ご意見などございましたら組合までおよせください。
質問書については、リンク先のPDFをご覧下さい