「通勤手当見直しの見送りと人事院勧告対応の方針についての質問書」への回答

2025年6月4日に提出した通勤手当見直しの見送りと人事院勧告対応の方針についての質問書について、6月24日に大学から回答がありました。

要約すると以下の通りです。

  1. 通勤手当見直しを見送った理由
    • 教員の採用は自己都合等による転職で、国家公務員の職務命令による人事異動と実態が異なる。
    • 通勤届に基づく調査の結果、新幹線通勤で自己負担をしている職員は1〜2%と少数。
  2. 今後の人事院勧告への対応方針
    • 今後の人事院勧告の内容を鑑みて、総合的に方針を検討し決定する。
  3. 人事院勧告の趣旨と本学の対応
    • 3-1: 若年層の初任給・俸給の引き上げには準拠済み。手当見直しの見送りによる採用効果は今後注視。
    • 3-2: 通勤・住居・単身赴任手当を設けて負担軽減策を実施中。教授・准教授に限らず優秀人材確保策は今後も検討。
    • 3-3: 交通アクセスが良好であることは、本学の強みの一つ。遠距離通勤支援策等は、必要性を含めて今後も慎重に検討。

組合では、この回答を踏まえて今後の交渉の方針を検討します。

なお、回答の詳細はリンク先のPDFをご覧下さい。

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