大学の人事院勧告準拠一部見送りについて、2025年3月26日付で「人事院勧告準拠見送り方針に対する抗議文書」を提出しました。本件に関し、新たに通勤手当の見直しを中心に疑問点を整理し、6月4日に「通勤手当見直しの見送りと人事院勧告対応の方針についての質問書」を提出しました。質問書の詳細については、リンク先のPDFをご覧ください。
お知らせ
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組合だより288号(2025.5.27)
組合だより288号を発行しました。
主な記事は以下の通りです。- 「人事院勧告対応に関する要求及び号俸の大括り化についての質問書」への大学からの回答
- 人事院勧告準拠見送り方針に対する抗議文を提出
- 全大教合同地区別単組代表者会議報告
- 事務補佐員労働環境アンケートのご案内
- 子供用品譲渡市場のお知らせ
- 合唱団コンサート報告
- サイクリングで里山探訪
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全大教新聞429号(3月号)
全大教は,『全大教新聞429号(3月号)』を3月10日に発行しました。
- 政党、国会議員への要請を実施「運営費交付金の抜本的な増額を!」
- 2025年(1)春季・新歓期合同地区別単組代表者会議(近畿・九州地区合同2月15日、東北・中部地区合同2月16日)
- 組合の大切さを伝えて加入を呼びかけよう!
- 論壇「南海トラフ地震と求められる防災対策」
名古屋大学減災連携研究センター長 鷺谷威(さぎや たけし) - 単組からのレポート
- 秋田大学「最近の活動について」
- 名古屋工業大学「労働組合をイチからわかってもらいましょう」
- 島根大学「島根大学職員組合レポート」
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「人事院勧告対応に関する要求および号俸の大くくり化についての質問書」への回答
2025年2月14日に提出した「人事院勧告対応に関する要求および号俸の大くくり化についての質問書」について、3月10日に大学から回答がありました。
大学の人事院勧告対応に関する要求への回答を要約すると以下の通りです。
- 「通勤手当の引き上げ」については、人事院勧告準拠を見送る方向で検討しています。
- 「通勤手当・単身赴任手当の支給要件拡大」については、人事院勧告準拠を見送る方向で検討しています。
- 「再雇用職員への手当拡大」については、人事院勧告準拠を見送る方向で検討しています。
- 「扶養手当の見直し」については、人事院勧告準拠の方向で検討しています。
- 「令和8年度からの地域手当の支給地域の見直し」については、次年度の人事院勧告の内容も加味した上で、本学の財政状況を踏まえ、対応方針を決定する予定にしています。
組合では、今回の要求への回答を重く受け止め、一部の勧告について準拠を見送る方向で検討していることに対し抗議を行い、教職員の皆様から広く意見を集めて団体交渉を行うことを検討しています。
また、号俸の大くくり化についての質問への回答を要約すると以下の通りです。
- 勤務評価結果を給与に反映する仕組みは、既に関係規程等制定し、整備しているところです。
- 具体の昇給者の人数は、勤務成績とも関連するものとなり、現時点では具体の人数は回答出来かねます。
- 勤務成績が良好な教員については、従来の給与制度を適用するより生涯賃金は高くなるように思われます。
- 試算を行う際には、改定後の新たな給与制度を元に試算を行う予定です。
- 年俸制適用職員給与規則に規定してあるグレード表も月給制適用職員に適用する俸給表を元に改定し適用となります。
組合では引き続き各方面から情報を収集し、ホームページや組合だよりを通じて情報を提供していきたいと思います。
大学からの回答の詳細は、リンク先のPDFをご覧下さい。
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「岡山大学共創プロポーザル」発表
岡山大学共創プロポーザルは、職員組合連合体による調査(教職員からのアイディア募集および部局長ヒアリング)を素材として大学執行部との相互検討を通じて、本学がより良くなるアイディアを集積しておくためのものです。
労働組合は経営陣と対峙して交渉・要求するだけではなく、より良い職場をともに創っていくための共創というアプローチを持つべきだと考えます。岡山大学共創プロポーザルがこれからの大学経営の知的資産のひとつとして有効活用されれば、職員組合の存在価値も高いものになっていくと思います。
オール岡大でより良い大学を創っていきましょう!
【働き続けたい大学づくり】
教職員がひとりも取り残されることなく「働き続けたい」と思える大学づくりは、すべての構成員にとって最重要なテーマです。働き続けたいと思って頂くために、働き方に関わる制度やシステムの改善と働きやすい環境づくりについて、以下のことを提案します。
働き方に関わる制度・システム
- 各部局や大学全体に対して「同じ船に乗っている」という意識を醸成する
- 「ローカル・ファミリーの文化」(研究室など)と「全学・部局全体の文化」を両立する
- ワークライフバランスが取れ、やりがいと成果を高いレベルで両立できる働き方を実現する
- フレックスタイム勤務や在宅勤務など、多様な働き方を選択できるようにする
- 管理運営の業務量を適正化し、役職・要職に就くことへの意識の壁を取り払う
・部局長の業務総量の管理(量的な配分や評価など)ができるようにする
・副学部長が各種委員等になる「充て職」を柔軟にする - 教職員同士が支え合えるプラットホーム(オンライン・ワークスペース)を設置する
・PCやICTに関して気軽に問い合わせられるDXプロフェッショナル人材を配置する
・全学として広報プロフェッショナル人材を登用し、各部局のサポート体制を構築する
・学内業務のマッチングアプリを作り業務支援を円滑化する
・会計や契約業務に詳しい人に業者との対応業務を割り振る - 事務職員の兼業できる幅を拡げ、組織内の多様性を高める
- 人事評価を見える化する
- 放送大学や大学院を職員研修に活用する
- 人事協議(5年を超えない契約)を簡略化して欠員期間を短くする
働くための環境
- 子育て支援を充実させる
- 地域に開かれた大学づくりを進める(カフェや休憩スペース、ドッグランなどを設置・開放する)
- 教職員や学生が偶然に出会え、気軽に交われる憩いと交流のスペースを設置する
- 自転車が停めやすい駐輪場(屋根・照明など)を設けて自家用車通勤とCO2排出を削減する
- 資産運用のセミナーを開催する
【成果を上げる大学運営】
教育、研究、社会との価値共創といった大学の社会的役割を果たそうと、すべての教職員の皆様が日々奮闘されています。その中からたくさんの改善アイディアが生まれています。それらを下記の通り提案します。
教育・研究
- 社会や外部組織と連携・協働して学生教育を行うための教育的ネットワークを構築する
- 岡山県の幼・小・中・高の教育と岡山大学の教育との間で人材育成の方向性を共有する
- 可動式の机と椅子のある教室を増やし、対話型授業を推進する
- 博士課程院生が安心して研究できる指導体制を整え、気軽に相談できる窓口をつくる
- 研究/教育/管理運営/社会連携という教員の能力・キャラクターに合わせた評価を実現する
DX
- ICTプラットホームを今まで以上に統一する
(Teams,Zoom,moodleなど多様化している) - 休暇・出退勤管理を自動化したり、オンラインシステムで行ったりする
- 入学金、授業料、旅費などにカード決済を導入する
施設の有効活用
- 学外のイベントに大学内の敷地を積極的に貸し出す
(地域に開かれた大学づくりと関連) - 病院の一角を企業へ展示スペースとして有料で貸し出す
- 施設のネーミングライツ付与を拡大する
国際化
- 留学生や海外研究者の募集を強化する
(JREC-INへのアクセスを待つのではなくアプローチする) - 海外研究者の招聘に関わる手続
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組合だより286号(2025.3.7)
組合だより286号を発行しました。
主な記事は以下の通りです。- 「岡山大学共創プロポーザル」発表
- 団体交渉確認書交換
- 人事院勧告対応に関する要求および号俸の大くくり化についての質問書を提出
- 「号俸の大くくり化」解説
- サイクリングで里山探訪
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組合合唱団 お知らせ 『3/9(日)“楽しい仲間のふぁみりいコンサート”の中止(延期)について』
3月9日(日)15時30分から岡山ルーテル教会にて開催を予定しておりました“楽しい仲間のふぁみりいコンサート”につきまして、合唱団員からコロナ罹患者が出たため、中止とさせていただきます。来場を予定してくださっていた方々には、心からお詫び申し上げます。改めて開催する予定ですので、日時・場所が決まり次第、お知らせをいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
岡山大学職員組合合唱団
連合体と各単組
- 岡山大学職員組合(連合体)
岡山市北区津島中2-1-1
岡山大学 一般教育棟A棟1階
- 岡山大学法文経職員組合
- 岡山大学農学部職員組合
- 岡山大学理学部職員組合
- 岡山大学工学部職員組合
- 岡山大学教育学部職員組合
- 岡山大学附属学園職員組合
岡山市平井3-914 - 岡山大学医学部職員組合
岡山市岡山市北区鹿田町2-5-1
岡山大学病院 中央診療棟3階
連絡先
岡山大学職員組合
TEL:086-252-1111(直通)・7168(内線)
TEL・FAX:086-252-4148(直通)
(月~金 10:00~17:00)
e-mail:info*odunion.jp
(*を@に替えてください)
岡山大学医学部職員組合
TEL:086-235-7632(直通)・7632(内線)
(月~金 11:00~15:00)
e-mail:shikataunion*gmail.com
(*を@に替えてください)